ぱんだやまの映画大好き

映画の感想などを書いてみたいと思います。

暴力脱獄

「暴力脱獄」

監督:スチュアート・ローゼンバーグ

出演:ポール・ニューマンジョージ・ケネディ

1967年製作、アメリカ、127分

 

ポール・ニューマンが最高にかっこよい有名な映画、久しぶりにBSプレミアムで放送されていたので、見ました。なにしろわたくし一番最初に注目した映画俳優がポール・ニューマンだったのであるよ・・どうでもいいけど(;´∀`)。

原題は”Cool Hand Luke" 

邦題が「暴力脱獄」というのはいかがなものかとずっと思っていたけど(なんだかマ・ドンソク出てきちゃいそうなタイトルだしwww)、わかりやすいと言えばわかりやすいよ~な・・・

主人公のルークは泥酔してパーキングメーターをたくさん破壊して、刑務所へ入ることに、この刑務所がなんだか塀もろくすっぽないような荒れ地にぽつんとあるバラックみたいな場所。日中は草刈りとか道路整備とかの労働があるけど、その他は結構自由そう??

しかし、衛生環境は相当に悪そうな・・常に暑そうだしwww
病気の母親のことを気にして脱走するのかと思いきや、そうでもないのがこの映画のおもしろいところ??とにかく終始ルークの行動が不可思議で、それがなんだか彼の魅力になっていって、どんどん周りを引き付けていく様子がおもしろい。

でも、ゆで卵を食べるシーンは好きじゃないwwwいくらなんでも無理だろうし、50個も卵を刑務所が用意するのかね??みたいな

埃まみれでぼろぼろになっても、ルークの笑顔が最高に魅力的。最後はやっぱり気の毒な終わり方だけど、ラストにまた笑顔のカットが入るのがいいですね。
サングラスをずっとしててほとんど話をしない刑務所の怖い人の背景がまったく描かれないのも時代なのかなぁ・・・

ショーシャンクの空に」を作るきっかけになったんじゃあないかと、勝手に想像しながら見ました。でも127分はちょっと長めですね。

おしまい