ぱんだやまの映画大好き

映画の感想などを書いてみたいと思います。

八つ墓村

八つ墓村

監督:清水崇

原作:横溝正史

出演:尾上松也、奥智哉、堀田真由、滝藤賢一、髙嶋政伸、高島礼子他

2026年/117分/日本


横溝正史原作の金田一耕助が謎を推理して事件が解決しそうで全く解決しないシリーズで有名な作品。昭和の戦後の空気が漂う雰囲気がある世界観ですが、この作品は舞台を現代に設定。はたして・・

物語は青年「井川辰弥」(奥)の元に幼いころ生き別れになったまま音信不通の母親が亡くなったという知らせを受け、実は自分のルーツだったという「八つ墓村」へ行くところから始まる。同じく仕事を請け負っていた金田一(尾上)と出会い行動を共にすることに。

バス停まで村の長的な存在の田治見家から迎えに来てくれた森美也子(堀田)に出迎えられ送ってもらう。幸薄そうな堀田さんがよき(笑)。

でもってものすごいでかい家に連れていかれ、ナゾ双子ばあさん小竹・小梅両名に相続人の一人だと言われてめんくらう・・・ううむ・・今の当主は滝藤賢一さんだがもう余命いくばくもない・・ということで・・・突然の大金持ち案件にびっくりだけど、実はこの田治見家は呪われておったのじゃ・・・ふっふっふっ( ̄▽ ̄;)

滝藤賢一さんの尋常じゃない演技がすてきでした。。w

今回の金田一さんは推理はしません、なぜなら昔のうらみをはらすために人殺しをしているわけではなく、完璧に呪われちゃってるので生身の人間がどうにかできる世界ではないからです。ホラーでした。うう~~む・・・あ・・もうオレ無理・・って突然ぼんやりしちゃう金田一せんせい・・・え~~あきらめちゃうんだ~~~ってシーンあり。ちがくない??

洞穴のシーンも少な目でした。

もうあれです「世にも奇妙な物語」ですよ、見えないものが見えたり、その逆だったり・・これじゃあないんじゃあないのかい??って気持ちが始終あって、ややご機嫌斜めなわたくし・・

なにしろ「犬神家の一族」が大好きすぎて何回見たのかよく覚えていないぐらいなんで・・(笑)「病院坂の首縊りの家」も好きですwwwwあの一連の薄暗い感じ(昔の家の中がなんとなく暗い感じとか)違和感、謎めいた空気・・冷たい感じ・・そ~ゆ~のがありません。現代だからかなぁ・・やはりあの解像度が低い感じは昭和にしないとダメなんでしょうか??
この作品の金田一さんはふりふりさんの家について行っちゃってあろうことか、家にあったノートみたいなの持ってきちゃって、それで過去の忌まわしい歴史に気が付くって・・・おまけに村の人たちはみんな知らないって・・そんあことあるんかい??ないだろ普通・・・村の歴史がなかったことにされて誰も知らないなんてありえないだろ・・ふつう・・

もし、本当になかったことにするなら、もらった財産を使って村丸ごと移住してるんじゃないか??って思ったよ、いつまでも血なまぐさい土地にいなくたっていいじゃあないか・・ってね。
ただひとつ、ここで過去の落武者伝説のくだりになるのですが、田治見家のご先祖さんを演じている髙嶋政伸さんがいい!!よすぎであった!!!ここは必見かもしれない。けど、これもまた渥美清版のシーンにくらべると恐ろしくないのは残念。。首がにんまりしたりするのがあってもよかったかも?ww

でもってこの金田一先生考えているときポーズ、これは!!!松じゅんポーズでしょ!!だめだってば、まねっこしたら!!!!(笑)(笑)

で・・なんだかんだあって、再び大量殺人があって家は火事で焼けちゃって、呪いは終焉・・って気配になって、辰弥は無事に就職できましたって感じで終わりましたけど。八つ墓村の人たちどうなったんでしょう???廃村???

とにかく呪いの描き方がもうちょっとどうにかしてほしかったなぁ・・・・ていうか、金田一先生シリーズにする必要なかったかも??普通のホラー映画でよかったのでは?だったら自分見に行ってないし・・・。ちょっとこれ、横溝正史先生どう思ったかなぁ・・・・・・なぁんて思っちゃいましたよ。
2時間ドラマならまだしも、映画ですからねぇ・・。

あとエンドロールのなぞ松本孝弘起用どうなの??って思いましたけど・・ああ・・

エンドロールのあとにちょっとあるので、最後まで席を立たないでください。

渥美清版の「八つ墓村」改めて見たくなってしまうなぁ・・ずいぶん前だからあんまり覚えてないし・・。

おしまい

オデュッセイア

オデュッセイア

原題:The Odyssey 

監督:クリストファー・ノーラン

出演:マット・デイモン、アン・ハサウェイ、トム・ホランド他

2026年/172分/アメリカ


わたくしの一番好きな映画は「インターステラー」です。はい、ノーラン監督の映画です。なのでこの作品はとても楽しみにしていました。

「オデュッセイア」は世界で一番古くて有名な物語ですが、ほとんど知識がないので、予習しておこうとおもい・・買いました(笑)。帯がなるほど・・・ですね

岩波少年文庫の「オデュッセイア物語」上下巻と「ホメロス物語」です。しかし、買うのが遅すぎました(もっと早く買えばよかった( ̄▽ ̄;))全部読める時間がなく、かろうじて「オデュッセイア物語」の下巻まんなかぐらいまで・・って感じになっちゃいました。とほほ・・しかし、読んでおいてよかったですよ。

よく知りませんが、欧米の方々はもしかして、この物語のあらましを大抵は知識として持っているものなのでしょうか?でないとなかなか理解するのは困難なのでは??だいたい物語がひとつ戦争終わってます・・から始まってますし・・・
まぁ圧倒的な映像に酔いしれるだけを楽しむって方法もありますけどね。

あらすじは、イタケー島のオデュッセウスが戦争に行ったきり20年間も帰ってこず、そのあいだ彼は必死に仲間たちと家に帰ろうとして様々な島で神様たちにもてあそばれ翻弄され命を落とし、結局戻ってこられたのはオデュッセウスだけでしたよ、奥さんはひたすら夫の帰りを待って言い寄る男たちに目もくれず、まじめな息子とすごしていたんだよ・・ってハナシです。ww

で・・・個人的にこの木馬の恰好はないだろ!!って思ったところから始まります。トロイの木馬ですね・・木馬の中で数名が命を落とすという・・・悲劇だ。

とりあえず戦には勝ちましたが、大変な犠牲がはらわれ、オデュッセウスはとても悩んでいるようすでした。

あげくに海難事故にまきこまれ、一人だけ奇跡的に生き残り、しかも記憶がぼんやりしてしまい、おだやかな島でカリュプソと暮らすのです。時折思い出す記憶の映像により物語は進行します。カリュプソはシャーリーズ・セロン!!同じ人間とは思えないオーラありますからね、このキャスティングすばらし(笑)。
そして、見えているようで見えていない神様アテナはデューンシリーズでも大活躍のゼンデイヤさんです。神様、おばけ、妖精、そして人間が入り混じって普通に生活している世界観が普通でおもしろいです。神様にも明確な序列があって上には逆らえないのですよ。

なんやかんやあって、一つ目の怪物との闘いはなかなかおもしろかった。一つ目って目が一つしかないんだけど(当たり前)、この作品では目が縦むきについてる・・・おもしろい着想、普通思いつかない、それがより一層気持ち悪くてよかった💦。のそのそうごいてるのもいい。本で表現されているよりはるかに大量の人が洞窟に入っていた印象。もうちょっと人員配置に気を配ればよかった・・・そしてはたして一つ目を矢で射貫く以外方法はなかったのか??みたいなw

で・・ひたすらなんやかんやあって、どんどん仲間が減ってしまうんです。てか最初こんなに大勢いたのか??ってぐらいいてびっくりだったけれども・・

そして帰りたいイタケーの城ではなんと、帰ってこないオデュッセウスの奥さんの次の夫になろうと大量の男がおしよせており・・え??ちょっと納得しにくい、再婚する人って一人だけだよね??なのになんでこんなにたくさん来るの??かぐや姫だって3人なのに・・・もしかしたらただご飯を食べさせてもらうためだけに来てるのかな?客人を必ずもてなさなければならない・・というゼウスのクソルールのせいで拒めない、客のふりして毎晩ごちそう食べちゃうのすごいな・・いいルールかもねぇw

まぁ、奥様アン・ハサウェイだから結婚したくなるよね(笑)。一人息子のテレマコスがなにげにがんばるけど、とにかく子ども扱いばかりされてまったく相手にされず・・
で・・一番の夫候補(?)はアンティノオス。彼ずるがしこくて、自尊心が高く、おまけに小心者という典型的なスタイル。大昔からこのタイプは不滅なんですね。

大変賢く美しい王妃ですが、自室からほぼほぼ出ない・・・意見は言える立場ではなかったのか??気の毒です。で・・オデュッセウスが大切にしていたワンコ、外に放り投げられたりしてるけど、王妃の部屋に入れてあげられなかったのか??ワンコ20年以上余裕で生きていたからほとんど神様になっていたのでは?ワンコのシーンで涙が出そうでしたよ・・合掌・・・

オデュッセウスが帰ろうとして帰れなくて仲間が豚にされてしまうキルケーの島のシーンもおもしろかった。千と千尋のアイデアは大昔からあったのね‥的な(笑)

全体的にノーラン風壮大な風景が多くて見ごたえがある。ただ尺が長すぎるのでは?海のシーンで嵐になりものすごく揺れる+雷のいなびかりがピカピカ・・これがかなり長く続く・・ちょっと酔いそうだった。光に弱い人は注意、あえて小さいスクリーンの方がいいかも??あらかじめ注意してくれた方がいいレベルでは??って思った。

あととても残念なのは戦いのシーンで誰がどうなっているのかとてもわかりにくい。特にラストのシーンは室内でこんがらがってしまうし、いくらなんでもたった一人で戦うのはどうなの??って思うし・・アンティノオスとはもっとドキドキするようなバトルを見せてほしかったかなぁ・・・なんでオデュッセウスが最後まで物乞いのフリをしていたのかもちょっとわかりにくい・・音楽の盛り上がりも特になかったし・・

最後に致命的だとおもったのがエンドロール!!いきなり歌はどうなのか??エンドロールの文字に色がついていて見えにくかった・・・うう~~む・・やはりハンス・ジマー氏がいないのはとってもとっても残念。心に残るような楽曲がない!!

けれども、家に帰りたい男を演じさせたらナンバーワンのマット・デイモンは最高でした。ひげもじゃもじゃもお似合い。彼って色々な役をやっても、俺はマット・デイモンだぜ!って感じにならないのがいい、いつでも役に溶け込んでる。

買った本を全部読んで、もう一度見たら別の感想が現れるかもしれません。
<※追記:「オデュッセイア物語」読了しました!結果、映画は忠実に物語を再現してあります・・という結果です。なんとなくラスト???って思ってしまいましたが、それは現代人の勝手な感情であり、当時は”皆殺しだぁ!!”的な展開が喜ばれたのかも??しれません。なんとなく紳士的だったマット・デイモンオデュッセウスがそんな恐ろしいふるまいをするのだろうか??って思ったりしますけれども・・>


なが~~い映画が好きな人にはおすすめ!

映画のロケ地めぐりしたい!(笑)

おしまい

 

www.iwanami.co.jp

シェルター

シェルター

監督:リック・ローマン・ウォー

出演:ジェイソン・ステイサム、ビル・ナイ他

2026年/107分/イギリス・アメリカ・カナダ合作  


まってました!これぞステイサムファンのための映画でありました!あっつあつの真夏に寒い寒いアイルランドみたいなところにいるステイサムさんさいこうっす(笑)

特殊部隊のめちゃくちゃ使えるヤツだったと思われる男メイソン(ステイサム)はある任務で重大な約束破りをして国から狙われちゃっており、みつからないように孤島の古い灯台に愛犬と静かな時間をすごしていました。この場所が「ククルスドアンの島」みたいでした(笑)。始まりのシーンで灯台のところにステイサムさんがいる・・それだけでいい!!見に来てよかった!って言える(笑)。

たぶん週イチぐらいで物資を運んでもらっている、昔の仲間おじと姪のジェシー。ある日嵐の中むりやり運んで船が沈没、おじさんは亡くなってしまい、ジェシーはあぶないところをメイソンに助けられます。

はじめは警戒しまくるジェシーでしたが、だんだんとふたりは仲良しに・・・

ジェシーは名無しだったワンコに「ジャック」と名前もつけてもくれました。しかし、ジャックはお気の毒なことに・・・合掌

メイソンはジェシーのために買い出しに出かける・・そこで当然ながら居場所がばれてしまうのです。王道の展開・・文句ありません。

島に上陸する部隊の面々・・。ここでかっこよく無敵メイソン爆誕!!島にいろいろしかけがしてあるのもおもしろい!!ばったばったと倒しまくります。

命からがら島を脱出するふたり・・仲間をたよって進みますが・・なんと最高に強いコロシヤに追われる羽目に

銃を持たされるジェシーがかわいい・・そして賢く強いのだっ

ヘチマ襟ステイサムさんが好きです。

色々なつてを使ってジェシーを国外に逃亡させようとするメイソン。

別れのシーンがよき!!

ジェシーを逃がして、メイソンはその悲しみを殺し屋にぶつけるのだっっ
ぶぅんぶぅん・・ごんっ

最終的に元MI6のハラグロおやじマナフォートの背後に立ちお仕事おわり。

ラストシーンは無事に国外に逃げられたジェシーの様子をちょっとだけ眺めるメイソンの笑顔が素敵すぎでしたよ。このラストシーンよき!

とにかく全編を通してステイサムさんのかっこよさが満載!!ジェシー役の女の子も瞳が儚げでいつもちょっと悲しそうなのにとっても賢くて冷静でそして強い感じがめちゃくちゃかわいかった!!!
イギリスと冬・・という設定、そして日本の真夏に公開というのもいいです。毎年お正月に会っていたけど夏も会えるのいいですね(笑)。

もう一回見たいです。おすすめです!!

黒牢城

黒牢城

 

監督:黒沢清

原作:米澤穂信

出演:本木雅弘、菅田将暉、吉高由里子、青木崇高、柄本佑、オダギリジョー他

2026年製作 日本 147分

原作は同名のミステリー時代小説。


さて、久しぶりの黒沢清作品。わくわくがとまりません。しかも時代劇??
ねらってか、そうでないかは不明ですが大河ドラマ「豊臣兄弟」の23話で菅田将暉さん演じる竹中半兵衛が亡くなった回で黒田官兵衛が幽閉され、24話で杖をつきながらの官兵衛再登場シーンあり!ということで、同じ時代の物語を描いています。つまり大河ドラマをチラ見しておけば歴史オンチでもこの映画の背景ある程度理解できちゃいます。なので知らない人は「豊臣兄弟」をちょっこり見ておきましょう。

 

さて、映画では菅田将暉さんが幽閉された黒田官兵衛を演じております。
なにしろ籠城中なので、ほぼほぼ城の中だけで繰り広げられ、そこに不穏な殺人事件発生・・というミステリー要素も加わり、空気はどんどん重たくなっていきます。


本木さん演じる村重は大河の印象とは真逆の静かで落ち着いた人物です。薄暗い牢の中での官兵衛とのやり取りは迫力ありました。官兵衛がいちいちもやっとした答えしか話してくれないので、かしこくないとわかんないなぁ・・って思ったり(◎_◎;)。

暗いんだけど、光が少し差し込んできてその光がちょっとだけ人物にあたる・・また暗くなる・・の演出が好き(笑)。

武士の物語なのもありますが、吉高さん以外の女性はほとんど出演せず。そして彼女にはとてつもなく不穏な影が!!!( ̄▽ ̄;)いいっ!

吉高さんといえば・・道長さま!!!(ちがいます・・・)そんなに出番は多くありませんが・・柄本さんの存在感やばし!最後までよかった。

この作品でも官兵衛は足を痛めてしまいます。本当だったのかなぁ??つらすぎ

そしてそしてわれらがオダギリジョー!!よすぎでしょまじで・・わたし結構怪しいっていうか犯人じゃないの??って思っちゃいましたよ(笑)。
なのにラストでえらいかっこよかった!!よかったよかった。。

とにかくたくさんのすごい人たちが登場して、しかもそんなに出番がないっていうか・・でも全員の演技力が高すぎて力の入った舞台劇を見ているみたいでした。

全体的には黒沢ワールド全開!!!って感じには程遠く、もやもやしたなにかが出てくるとか障子がガタガタしちゃうとかはないので、それを期待すると物足りないのですが、新しい形の時代劇として結構おもしろいのではないか???と帰ってきてから思いました。
残念なのは若干尺が長い・・・事件が多いから仕方ないのかも?ですが、もうちょっと短いと見やすいです。それかこれ、NHKかなんかで2週連続スペシャルドラマ!!みたいな感じだったらさらに深く掘り下げた会話劇ができて、めちゃくちゃおもしろかったかも??って思いました。

それから北野武監督の「首」。あらためてもう一度見てみるとおもしろいかもしれない・・・と思いましたよ。この作品も同じ時代の物語でした。みなさん忘れていらっしゃるとは思いますが・・・(笑)

pandayama.hatenadiary.com



米澤穂信氏の原作も読んでみたくなったし、ややさぼり気味だった大河ドラマもちゃんと見たくなりましたよ(笑)。

kadobun.jp



おすすめします。

それから

「それから」

監督:森田芳光

出演:松田優作、藤谷美和子、小林薫 他

1985年製作 130分 日本

 

YouTubeで期間限定無料配信していました。

はじめて観ました。もうとにかくびっくりしたので記録しておきます。

原作はみんな知ってる「夏目漱石」。すみません、読んだと思うんですけど全然覚えていない。。こんな物語だったのだろうか?また読んでみたいと思いました。


全体的な時間の流れと空気感がゆったり・・・どうでもいいことでせわしなくなった令和の今見るとじれったいぐらい・・・なのだがしばらく見ているとだんだん心地よくなってくるから不思議。よくわからないぐらいに丁寧な日本語、こんな会話では日が暮れてしまうのでは??って思うぐらい。

そして藤谷美和子のほわわわ~~んとした薄幸の女性の存在感がやばい。終始ほわわわ~~んとしていて病弱で幸薄そうだけれども、最後の最後にちょっとだけ強くなっていた・・ようにみえたけど??

ちょっとだけ風間杜夫さんが出ております。。

でもって仕事もしないのに結構いい暮らし(親のお金で)している主人公の松田優作・・いい・・・最初松田龍平にめっちゃ似てるけど・・って思った自分自身がおかしかった(笑)。逆だよ(笑)

本当は美千代が好きで好きでたまらないのに、友達の妻になっていて(結婚するときも許してるし・・)毎日じりじりしている・・かなり長い時間w
で・・結局勘当される・・みたいな

それにいたるまでの、いちいちが長い!!
時折挟まれる路面電車(?)の中のシーンが不思議すぎておもしろすぎる。ウェス・アンダーソンみたいなシーンも多くて興味深い。

めちゃくちゃにかわいらしい森尾由美!ちょっとだけほんわかと出ている美保純も若すぎてびっくり!!

全体はとても静か雨もいい、タイミングよく入ってくる音楽がこれまたすばらしくてひきこまれる。

当時としては尺が長すぎだったのでは??今でも長すぎるかもしれない。機会があれば映画館でじっくり観てみたいと作品。


とりあえず、松田優作と松田龍平と夏目漱石が好きな昭和の人には観てほしいし、2時間もの間せわしない世界と隔絶されるので、ある意味デジタルデトックスしたい人にもおすすめではないかと勝手に思いました。

 

おしまい

 

災 劇場版

災 劇場版

監督:関友太郎、平瀬謙太朗

出演:香川照之、中村アン、竹原ピストル、松田龍平他

2026年製作、128分、日本

みなとみらいの「キノシネマ」まで観に行ってきました。交通費節約のため横浜駅からてくてく歩きました。案の定迷子になりそうでしたがぎりぎりだいじょうぶでした。
そして、みなとみらいは都筑区より寒かったです!!ほんとですよ。

で・・映画のはなしですが

本作はWOWOWの連ドラを映画版に再編集した作品です。わたくしの大好きな「予兆」と同じ作り方です。契約していないのでドラマは未見ですが、第一話だけ無料だったのでそれは見ていました。

ドラマでは各話に一つの物語があるような構成なのではないかと予想していましたが、
WOWOWオンデマンドのサイトを見てみるとやはりその様子です。
ところが映画では全部のお話をまるっとまとめないといけないし、だるだるになってもいけないので、いろいろな登場人物の物語が交錯しながら登場してきます。
ここがちょっととってもわかりにくかった・・・。まぁおもしろい展開といえなくもありませんが・・・時間も前後するので、さらに複雑でした。

なのでいろんな香川照之さんが次か次へとすーーーっと現れて、こわかったです。

漁船に乗ってる人や清掃員や用務員・・・実にいろいろな職業をそつなくこなしております・・どれもこれも同じ人物なのですが、なんかみんな違うんです。髪型もびみょーに違っていて、もちろん所作も全然違う。香川さんの演技の引き出しが無限でやばすぎる・・・

特にとっても親身になってくれる塾の先生が、ほんとうにおそろしかった!

刑事役の中村アンさんも好演です。警察にも香川さん登場・・前髪が短いのw

そしてみんな大好き、布がぱたぱたしている向こう側にいる人の気配・・・なんだろう・・・
あやしいひと???そうでもないの???ふわふわしてる・・黒沢清監督大好きじゃないの??って思ったのはわたくしだけか???

なぞの男に名前がはっきりないみたいで・・これまた不気味です。
そして最後まで・・・はっきりとした答えが出てくれませんでした。

都筑区民としてうれしいのは、センター南駅と北駅の間がちょっこり出てきたところ。(笑)

竹原ピストルさんもいい味出していますが、お気の毒な結果に・・かなしい

音楽はちょっとこわがらせすぎではないでしょうか??もう少しなんでもない感じでもよかったかなぁ・・・

とにかく連ドラ版を全部見たいなぁ・・・って思ったんですけど、いたしかたなし
いつか、アマプラで見られるようになるのを期待して待つことにしましょう。

なんとなく薄気味悪い空気がただよう物語が好きな方、黒沢清監督の作品が好きな方にはおすすめいたしますが、平和が好きな方にはおすすめいたしかねる作品でございます。

まぁ・・私は好きですけどね( ̄▽ ̄;)


おしまい

ワーキングマン

ワーキングマン

監督:デビッド・エアー

出演:ジェイソン・ステイサム その他大勢

2025年製作/116分/アメリ

 

2026年1月3日に観に行きました!
お正月恒例(笑)ステイサムさんひたすら暴力めちゃくちゃ強い男シリーズ
今回は建築現場で働くステイサムさんが主人公なのでめっちゃ楽しみ!!って思っていましたが、現場仕事はほとんどなく、暴力シーン満載の映画でした(笑)。

元軍人(定番設定)のレヴォンは娘さんをちょっとへんてこな義理父にとられちゃって、おうちもなく車上生活しながら必死にお金をためておるようす・・現場ではリーダーみたいだし、社長家族からの信頼も厚いのに社宅すら用意されないとは、アメリカって厳しいのねw

現場スタイルがかっこよすぎのステイサムさん・・・もっと仕事してるシーンがあればよかったのに残念。スタローン氏の脚本残念w

物語と関係あるのかと思いきや、全く関係なかった、現場でのちょっとした暴力💦

で・・当然のなりゆきwwwで社長の娘さんが変なヤカラに誘拐される・・

誘拐される前に「必ず守る」みたいなセリフがあって、その一言でレヴォンの行動がきまるわけだ・・
そしてこれまた定番のかわらしい娘さん・・・よき

お父さん・・こんな甘そうなドリンク飲んじゃうんだ・・・みたいな

そして誘拐された社長娘のためにスーツまで仕立てて悪いボスのところに行くレヴォ

これまた定番ロシア系ワル・・でみかけより全然ぼんくらで、結果としてぼこぼこにされる・・・

最終的にびっくりしたのは、社長娘がちょっと強かったこと・・・
あとはどっかで見たことあるような物語。
イコライザー」みたいに建築現場の道具や重機で戦ったりしてほしかったけど、現場でバトルするわけじゃあないから仕方ない。

しかし、結果としてステイサムさんが相当かっこいいのと、ぼんやりしていてもわかるストーリーが秀逸(笑)。お正月にはかかせない作品です。

ステイサムさんが好きな人は絶対に見てください。

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