ぱんだやまの映画大好き

映画の感想などを書いてみたいと思います。

ディスクロージャー・ディ

ディスクロージャー・ディ

原題:Disclosure Day

監督:スティーブン・スピルバーグ

出演:エミリー・ブラント、ジョシュ・オコナー、コリン・ファース、コールマン・ドミンゴ他

2026年/145分/アメリカ


スティーブン・スピルバーグの新作でSF!!これは楽しみすぎです!どういう理由かわからないけど日本だけ公開が先延ばしになりやっと観ることができましたが・・・はたして??

これはですね、昭和の後半に頻繁にテレビで放送されていた謎の飛行物体と遭遇したり、UFOの中にさらわれたり、宇宙人と会いました!!でも記憶がありません!!みたいな番組と同じ内容ですよ。アメリカにもこの手の番組ってあったのかな??
エミリー・ブラントのマーガレットはぱっとしないお天気お姉さんをしていて、これまたちょっとたよりない彼氏と一緒に暮らしてる、ある日きれいな赤い鳥が部屋に飛び込んできて・・それを見ていたら・・・え???ってなるのだ。え??ってなるんですよ!

一方、ジョン・オコナーのダニエルは国家の重要機密を盗み出して(USBみたいなので)世間に公開しようとして命を狙われちゃってる・・これまた彼女と一緒。この彼女が元修道女・・修道院にかくまってもらったり(すぐばれた)シスターに教えを乞うところなどが随所にでてきて、信仰と未確認物体(宇宙人)との関わりについての理解を求められる。日本人としてはちょっとわかりにくい展開かも?けど彼女は地球以外の者に対して納得した様子だった。なのでダニエルを守るためにともに行動することになる。

実はダニエルとマーガレットは二人ともUFOに連れて行かれちゃった過去があった。すっかり忘れていたのをだんだん思い出す・・なんで彼らだったのか??の説明はないです。そしてこの鹿さんたちがぬぅ~~っと現れる意味もよくわからんかった( ̄▽ ̄;)。けど素敵なシーンでした!

このおじさんコリン・ファースに似てる・・って思ってずっと見ていたすっとこどっこいなわたくしです(笑)。彼は宇宙人が残した(?)摩訶不思議な道具でダニエルの彼女の心の中にワープして操り、どこにいるかみつけようとします。血圧が変化したりしてなんともはや大変みたい・・こんな大変なことしなくても、衛星かなんかで追跡できそうな気がしてしまうが・・・・まぁ気にしないでおこう。

命からがら逃げまわるふたり!!列車に車がひかれそうになる・・よくくっついてたなぁ

むりむり・・・

というわけで、ずいぶんと昔から国は宇宙人を把握していて、虐待したりしてた・・という衝撃的な現実に全地球人が涙した!!って展開になるわけですが・・いやいや宇宙人も地球人にいらんことしてるからね!って思いましたよ。

マーガレットの中に宇宙人の意識が入っちゃったのか??それともただ単に能力が身についちゃっただけなのかもわかんなかったけど・・最終的にはどうしたわけか、保護(?)されていた宇宙人と面談することになるのです。
この宇宙人がでっかいE.Tであった!!なんでこの人(?)だけこんなにでっかいのか??他の動画ではみんなちっこいのに・・・ちょっとあれ??って思った。ちっこい方がよかったなぁ・・・・・宇宙人と会話するマーガレット、それについてみんな聞いてください・・・って言うところでおしまい。
(タイトルの「Disclosure Day」は「情報開示日」ってこと。これ・・気の利いた邦題がほしかった・・日本人にはわかりにくいタイトルじゃないだろうか?最近センスあふれる邦題が減っている気がする・・気のせいかも?だけど・・)


宇宙人が運ばれてくるところとか、宇宙人が入ってたケースとかが半透明のビニールシートで・・え??黒沢清じゃん・・ってなっちゃって、もう黒沢清ワールドにしか見えなくなっちゃうわたくしでした。まぁそれはそれでおもしろいけれど。


結論としては、尺が長い!!!120分以下希望。
なんでこうなったかが説明しなさすぎ!!
E.Tパート2です・・って言ってくれればかなり納得できる部分有。でも言いません(笑)。・・・ざんねんながら、スピルバーグのSF作品としてのハードルが高すぎて乗り越えられておりません。次の作品に期待しちゃいました( ̄▽ ̄;)。

しかしながら、エンドロールのジョン・ウイリアムズはすばらしかった!劇中のサントラはあまり印象に残らなかったのですが、エンドロールがよくって感動しちゃいました。

「未知との遭遇」が好きな人はやっぱり見ておくべきだと思います。

おしまい

踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!

踊る大捜査線N.E.W.メトロポリスを駆け抜けろ!

監督:本広克行

脚本:君塚良一

出演:織田裕二、その他豪華メンバー ( ̄▽ ̄;)

2026年/142分/日本

超超有名な連ドラの映画、しかも元のドラマが放送されていたのが1997年っていうからおどろき!!
この映画について、物語とか詳細書くのはやめておきます。
わたくしが思うことだけにします。
一番最初の連ドラと最初の映画が大好きでした。もうとにかく全部面白かった!今までの警察ドラマとは全然違ってて、まぁ時代もあったのかな??とも思う、なんだか浮かれちゃってふわふわしていたみたいな感じだったような??


で・・この映画、青島くんがまた見られるのがただただうれしかった。青島くんは青島くんで年はとったけど全然脳みその中身はそのまんまで・・そうだよね、年を重ねたって急に落ち着いたりしないよ(自分を見ればわかるし・・)
ちなみに身体能力もあんまり落ちてない風なのえらい、まず第一に体形維持してるのえらい!

元湾岸署の刑事課長さんは動画配信の人になってました(笑)。似合う(笑)

松重さん、まだ現役!しぶくてよき

寺島進さんと・・

佐々木蔵之介さんは・・・駐在さんになっちゃってください!!ってちょっと思った。

真下さん(ユースケ・サンタマリア)は今回ちょっと気の毒でした

松下洸平くん、なかなかよき!「室井」シリーズ見てないから、彼の踊る知らなかったなぁ・・見ないとですかね・・。

そしてこのお三方!!みなさまお元気そうでよかった!!特に北村総一朗さん!!もう90歳だとか!!!!めっちゃ元気。次回作にも出てください!!

で・・肝心の感想なんですが・・
①上映時間が長すぎ問題・・・どんどん物語が進行するから、途中で退屈・・ってなるわけではないのですが・・エピソードの詰め込みがひどい。もうちょっと整理整頓してほしかった。最初の訓練のシーンはもっと簡単でいいし、厚生課の人たちと、偽物青島のシーンいらない(山本高広さんだけでよかった)。120分ぐらいだとほんとにしあわせ。

②すみれさん不在問題・・・ちらとも出てこないのはなぜ??そのかわり??思い出走馬灯シーンで出てくるけど、そもそもあのシーン自体が長い、まぁ昔を思い出して胸熱にはなるんだけど・・・でも長い
③真下家族問題・・・真下さん本人はまぁいいです。でも、雪乃さんどうした??立ち居振る舞いが非常識すぎる。そして勇気くん・・・www残念すぎる展開、もっともっと何かほしかった!!

④なにかとびみょ~な話題になった佐藤二朗さん・・なんかちょっと変なシーンの連続だった・・いっそのこと警察のもっとえらそうな人か、犯人だったらおもしろかったかもしれない・・・診察のシーンなくてもまったくかまわないという印象だった。

⑤結局今回の犯人もことさらに何か思うところがあったワケではなく、子どもだった・・・子どもだった・・・ってことはですよ・・小泉今日子さんに「コドモダ」って言ってほしかったなぁ・・ムリダロウケレドモ・・・・・。


そして、一番の問題!!

オープニング映像がない!!!!
なんでだよ!わたしは踊るの各登場人物がぱっぱっって切り替わってかっこよく出てくるオープニングが大好きなんだ、特に映画の!最初の映画もとってもかっこよかったけど、「レインボーブリッジを封鎖せよ」のオープニングはもう秀逸!!
なのに今回はない・・誰が出てくるのか秘密にしたかったから??けど、メインメンバーは出るのわかってるんだから、作ってほしい・・もうぜんっぜんわかってない。映画見ながらご機嫌斜めになってしまいましたよ。

というわけで、総じてたいしたことないんだけど(失礼)、作り手側がこのぐらいでいいでしょ??おもしろかったでしょ?って感じになってるんじゃない?って雰囲気でそれも残念。

大量にすごいメンバーを出せばいいってもんじゃあないですよ。
で・・さらに続きを作ろうとしている様子ですが・・
脚本書く人若手に変更したほうがいいんじゃないかなぁ??って思っちゃいますね。

正直この作品もテレビスペシャルだったらなんの文句もないですよ、でも映画ですからねお金払って交通費かけて出かけているわけだからね・・そこらへんフジテレビもそろそろ気が付いてもらいたいです。


とりあえず、踊るファンの人は見ないといけない作品ではあります。
好きな人にはおすすめです。

おしまい

八つ墓村

八つ墓村

監督:清水崇

原作:横溝正史

出演:尾上松也、奥智哉、堀田真由、滝藤賢一、髙嶋政伸、高島礼子他

2026年/117分/日本


横溝正史原作の金田一耕助が謎を推理して事件が解決しそうで全く解決しないシリーズで有名な作品。昭和の戦後の空気が漂う雰囲気がある世界観ですが、この作品は舞台を現代に設定。はたして・・

物語は青年「井川辰弥」(奥)の元に幼いころ生き別れになったまま音信不通の母親が亡くなったという知らせを受け、実は自分のルーツだったという「八つ墓村」へ行くところから始まる。同じく仕事を請け負っていた金田一(尾上)と出会い行動を共にすることに。

バス停まで村の長的な存在の田治見家から迎えに来てくれた森美也子(堀田)に出迎えられ送ってもらう。幸薄そうな堀田さんがよき(笑)。

でもってものすごいでかい家に連れていかれ、ナゾ双子ばあさん小竹・小梅両名に相続人の一人だと言われてめんくらう・・・ううむ・・今の当主は滝藤賢一さんだがもう余命いくばくもない・・ということで・・・突然の大金持ち案件にびっくりだけど、実はこの田治見家は呪われておったのじゃ・・・ふっふっふっ( ̄▽ ̄;)

滝藤賢一さんの尋常じゃない演技がすてきでした。。w

今回の金田一さんは推理はしません、なぜなら昔のうらみをはらすために人殺しをしているわけではなく、完璧に呪われちゃってるので生身の人間がどうにかできる世界ではないからです。ホラーでした。うう~~む・・・あ・・もうオレ無理・・って突然ぼんやりしちゃう金田一せんせい・・・え~~あきらめちゃうんだ~~~ってシーンあり。ちがくない??

洞穴のシーンも少な目でした。(あ・・鍾乳洞でした・・。)

もうあれです「世にも奇妙な物語」ですよ、見えないものが見えたり、その逆だったり・・これじゃあないんじゃあないのかい??って気持ちが始終あって、ややご機嫌斜めなわたくし・・

なにしろ「犬神家の一族」が大好きすぎて何回見たのかよく覚えていないぐらいなんで・・(笑)「病院坂の首縊りの家」も好きですwwwwあの一連の薄暗い感じ(昔の家の中がなんとなく暗い感じとか)違和感、謎めいた空気・・冷たい感じ・・そ~ゆ~のがありません。現代だからかなぁ・・やはりあの解像度が低い感じは昭和にしないとダメなんでしょうか??
この作品の金田一さんはふりふりさんの家について行っちゃってあろうことか、家にあったノートみたいなの持ってきちゃって、それで過去の忌まわしい歴史に気が付くって・・・おまけに村の人たちはみんな知らないって・・そんあことあるんかい??ないだろ普通・・・村の歴史がなかったことにされて誰も知らないなんてありえないだろ・・ふつう・・

もし、本当になかったことにするなら、もらった財産を使って村丸ごと移住してるんじゃないか??って思ったよ、いつまでも血なまぐさい土地にいなくたっていいじゃあないか・・ってね。
ただひとつ、ここで過去の落武者伝説のくだりになるのですが、田治見家のご先祖さんを演じている髙嶋政伸さんがいい!!よすぎであった!!!ここは必見かもしれない。けど、これもまた渥美清版のシーンにくらべると恐ろしくないのは残念。。首がにんまりしたりするのがあってもよかったかも?ww

でもってこの金田一先生考えているときポーズ、これは!!!松じゅんポーズでしょ!!だめだってば、まねっこしたら!!!!(笑)(笑)

で・・なんだかんだあって、再び大量殺人があって家は火事で焼けちゃって、呪いは終焉・・って気配になって、辰弥は無事に就職できましたって感じで終わりましたけど。八つ墓村の人たちどうなったんでしょう???廃村???

とにかく呪いの描き方がもうちょっとどうにかしてほしかったなぁ・・・・ていうか、金田一先生シリーズにする必要なかったかも??普通のホラー映画でよかったのでは?だったら自分見に行ってないし・・・。ちょっとこれ、横溝正史先生どう思ったかなぁ・・・・・・なぁんて思っちゃいましたよ。
2時間ドラマならまだしも、映画ですからねぇ・・。

あとエンドロールのなぞ松本孝弘起用どうなの??って思いましたけど・・ああ・・

エンドロールのあとにちょっとあるので、最後まで席を立たないでください。

渥美清版の「八つ墓村」改めて見たくなってしまうなぁ・・ずいぶん前だからあんまり覚えてないし・・。

おしまい

オデュッセイア

オデュッセイア

原題:The Odyssey 

監督:クリストファー・ノーラン

出演:マット・デイモン、アン・ハサウェイ、トム・ホランド他

2026年/172分/アメリカ


わたくしの一番好きな映画は「インターステラー」です。はい、ノーラン監督の映画です。なのでこの作品はとても楽しみにしていました。

「オデュッセイア」は世界で一番古くて有名な物語ですが、ほとんど知識がないので、予習しておこうとおもい・・買いました(笑)。帯がなるほど・・・ですね

岩波少年文庫の「オデュッセイア物語」上下巻と「ホメロス物語」です。しかし、買うのが遅すぎました(もっと早く買えばよかった( ̄▽ ̄;))全部読める時間がなく、かろうじて「オデュッセイア物語」の下巻まんなかぐらいまで・・って感じになっちゃいました。とほほ・・しかし、読んでおいてよかったですよ。

よく知りませんが、欧米の方々はもしかして、この物語のあらましを大抵は知識として持っているものなのでしょうか?でないとなかなか理解するのは困難なのでは??だいたい物語がひとつ戦争終わってます・・から始まってますし・・・
まぁ圧倒的な映像に酔いしれるだけを楽しむって方法もありますけどね。

あらすじは、イタケー島のオデュッセウスが戦争に行ったきり20年間も帰ってこず、そのあいだ彼は必死に仲間たちと家に帰ろうとして様々な島で神様たちにもてあそばれ翻弄され命を落とし、結局戻ってこられたのはオデュッセウスだけでしたよ、奥さんはひたすら夫の帰りを待って言い寄る男たちに目もくれず、まじめな息子とすごしていたんだよ・・ってハナシです。ww

で・・・個人的にこの木馬の恰好はないだろ!!って思ったところから始まります。トロイの木馬ですね・・木馬の中で数名が命を落とすという・・・悲劇だ。

とりあえず戦には勝ちましたが、大変な犠牲がはらわれ、オデュッセウスはとても悩んでいるようすでした。

あげくに海難事故にまきこまれ、一人だけ奇跡的に生き残り、しかも記憶がぼんやりしてしまい、おだやかな島でカリュプソと暮らすのです。時折思い出す記憶の映像により物語は進行します。カリュプソはシャーリーズ・セロン!!同じ人間とは思えないオーラありますからね、このキャスティングすばらし(笑)。
そして、見えているようで見えていない神様アテナはデューンシリーズでも大活躍のゼンデイヤさんです。神様、おばけ、妖精、そして人間が入り混じって普通に生活している世界観が普通でおもしろいです。神様にも明確な序列があって上には逆らえないのですよ。

なんやかんやあって、一つ目の怪物との闘いはなかなかおもしろかった。一つ目って目が一つしかないんだけど(当たり前)、この作品では目が縦むきについてる・・・おもしろい着想、普通思いつかない、それがより一層気持ち悪くてよかった💦。のそのそうごいてるのもいい。本で表現されているよりはるかに大量の人が洞窟に入っていた印象。もうちょっと人員配置に気を配ればよかった・・・そしてはたして一つ目を矢で射貫く以外方法はなかったのか??みたいなw

で・・ひたすらなんやかんやあって、どんどん仲間が減ってしまうんです。てか最初こんなに大勢いたのか??ってぐらいいてびっくりだったけれども・・

そして帰りたいイタケーの城ではなんと、帰ってこないオデュッセウスの奥さんの次の夫になろうと大量の男がおしよせており・・え??ちょっと納得しにくい、再婚する人って一人だけだよね??なのになんでこんなにたくさん来るの??かぐや姫だって3人なのに・・・もしかしたらただご飯を食べさせてもらうためだけに来てるのかな?客人を必ずもてなさなければならない・・というゼウスのクソルールのせいで拒めない、客のふりして毎晩ごちそう食べちゃうのすごいな・・いいルールかもねぇw

まぁ、奥様アン・ハサウェイだから結婚したくなるよね(笑)。一人息子のテレマコスがなにげにがんばるけど、とにかく子ども扱いばかりされてまったく相手にされず・・
で・・一番の夫候補(?)はアンティノオス。彼ずるがしこくて、自尊心が高く、おまけに小心者という典型的なスタイル。大昔からこのタイプは不滅なんですね。

大変賢く美しい王妃ですが、自室からほぼほぼ出ない・・・意見は言える立場ではなかったのか??気の毒です。で・・オデュッセウスが大切にしていたワンコ、外に放り投げられたりしてるけど、王妃の部屋に入れてあげられなかったのか??ワンコ20年以上余裕で生きていたからほとんど神様になっていたのでは?ワンコのシーンで涙が出そうでしたよ・・合掌・・・

オデュッセウスが帰ろうとして帰れなくて仲間が豚にされてしまうキルケーの島のシーンもおもしろかった。千と千尋のアイデアは大昔からあったのね‥的な(笑)

全体的にノーラン風壮大な風景が多くて見ごたえがある。ただ尺が長すぎるのでは?海のシーンで嵐になりものすごく揺れる+雷のいなびかりがピカピカ・・これがかなり長く続く・・ちょっと酔いそうだった。光に弱い人は注意、あえて小さいスクリーンの方がいいかも??あらかじめ注意してくれた方がいいレベルでは??って思った。

あととても残念なのは戦いのシーンで誰がどうなっているのかとてもわかりにくい。特にラストのシーンは室内でこんがらがってしまうし、いくらなんでもたった一人で戦うのはどうなの??って思うし・・アンティノオスとはもっとドキドキするようなバトルを見せてほしかったかなぁ・・・なんでオデュッセウスが最後まで物乞いのフリをしていたのかもちょっとわかりにくい・・音楽の盛り上がりも特になかったし・・

最後に致命的だとおもったのがエンドロール!!いきなり歌はどうなのか??エンドロールの文字に色がついていて見えにくかった・・・うう~~む・・やはりハンス・ジマー氏がいないのはとってもとっても残念。心に残るような楽曲がない!!

けれども、家に帰りたい男を演じさせたらナンバーワンのマット・デイモンは最高でした。ひげもじゃもじゃもお似合い。彼って色々な役をやっても、俺はマット・デイモンだぜ!って感じにならないのがいい、いつでも役に溶け込んでる。

買った本を全部読んで、もう一度見たら別の感想が現れるかもしれません。
<※追記:「オデュッセイア物語」読了しました!結果、映画は忠実に物語を再現してあります・・という結果です。なんとなくラスト???って思ってしまいましたが、それは現代人の勝手な感情であり、当時は”皆殺しだぁ!!”的な展開が喜ばれたのかも??しれません。なんとなく紳士的だったマット・デイモンオデュッセウスがそんな恐ろしいふるまいをするのだろうか??って思ったりしますけれども・・>


なが~~い映画が好きな人にはおすすめ!

映画のロケ地めぐりしたい!(笑)

おしまい

 

www.iwanami.co.jp

シェルター

シェルター

監督:リック・ローマン・ウォー

出演:ジェイソン・ステイサム、ビル・ナイ他

2026年/107分/イギリス・アメリカ・カナダ合作  


まってました!これぞステイサムファンのための映画でありました!あっつあつの真夏に寒い寒いアイルランドみたいなところにいるステイサムさんさいこうっす(笑)

特殊部隊のめちゃくちゃ使えるヤツだったと思われる男メイソン(ステイサム)はある任務で重大な約束破りをして国から狙われちゃっており、みつからないように孤島の古い灯台に愛犬と静かな時間をすごしていました。この場所が「ククルスドアンの島」みたいでした(笑)。始まりのシーンで灯台のところにステイサムさんがいる・・それだけでいい!!見に来てよかった!って言える(笑)。

たぶん週イチぐらいで物資を運んでもらっている、昔の仲間おじと姪のジェシー。ある日嵐の中むりやり運んで船が沈没、おじさんは亡くなってしまい、ジェシーはあぶないところをメイソンに助けられます。

はじめは警戒しまくるジェシーでしたが、だんだんとふたりは仲良しに・・・

ジェシーは名無しだったワンコに「ジャック」と名前もつけてもくれました。しかし、ジャックはお気の毒なことに・・・合掌

メイソンはジェシーのために買い出しに出かける・・そこで当然ながら居場所がばれてしまうのです。王道の展開・・文句ありません。

島に上陸する部隊の面々・・。ここでかっこよく無敵メイソン爆誕!!島にいろいろしかけがしてあるのもおもしろい!!ばったばったと倒しまくります。

命からがら島を脱出するふたり・・仲間をたよって進みますが・・なんと最高に強いコロシヤに追われる羽目に

銃を持たされるジェシーがかわいい・・そして賢く強いのだっ

ヘチマ襟ステイサムさんが好きです。

色々なつてを使ってジェシーを国外に逃亡させようとするメイソン。

別れのシーンがよき!!

ジェシーを逃がして、メイソンはその悲しみを殺し屋にぶつけるのだっっ
ぶぅんぶぅん・・ごんっ

最終的に元MI6のハラグロおやじマナフォートの背後に立ちお仕事おわり。

ラストシーンは無事に国外に逃げられたジェシーの様子をちょっとだけ眺めるメイソンの笑顔が素敵すぎでしたよ。このラストシーンよき!

とにかく全編を通してステイサムさんのかっこよさが満載!!ジェシー役の女の子も瞳が儚げでいつもちょっと悲しそうなのにとっても賢くて冷静でそして強い感じがめちゃくちゃかわいかった!!!
イギリスと冬・・という設定、そして日本の真夏に公開というのもいいです。毎年お正月に会っていたけど夏も会えるのいいですね(笑)。

もう一回見たいです。おすすめです!!

黒牢城

「黒牢城」

 

監督:黒沢清

原作:米澤穂信

出演:本木雅弘、菅田将暉、吉高由里子、青木崇高、柄本佑、オダギリジョー他

2026年製作 日本 147分

原作は同名のミステリー時代小説。


さて、久しぶりの黒沢清作品。わくわくがとまりません。しかも時代劇??
ねらってか、そうでないかは不明ですが大河ドラマ「豊臣兄弟」の23話で菅田将暉さん演じる竹中半兵衛が亡くなった回で黒田官兵衛が幽閉され、24話で杖をつきながらの官兵衛再登場シーンあり!ということで、同じ時代の物語を描いています。つまり大河ドラマをチラ見しておけば歴史オンチでもこの映画の背景ある程度理解できちゃいます。なので知らない人は「豊臣兄弟」をちょっこり見ておきましょう。

 

さて、映画では菅田将暉さんが幽閉された黒田官兵衛を演じております。
なにしろ籠城中なので、ほぼほぼ城の中だけで繰り広げられ、そこに不穏な殺人事件発生・・というミステリー要素も加わり、空気はどんどん重たくなっていきます。


本木さん演じる村重は大河の印象とは真逆の静かで落ち着いた人物です。薄暗い牢の中での官兵衛とのやり取りは迫力ありました。官兵衛がいちいちもやっとした答えしか話してくれないので、かしこくないとわかんないなぁ・・って思ったり(◎_◎;)。

暗いんだけど、光が少し差し込んできてその光がちょっとだけ人物にあたる・・また暗くなる・・の演出が好き(笑)。

武士の物語なのもありますが、吉高さん以外の女性はほとんど出演せず。そして彼女にはとてつもなく不穏な影が!!!( ̄▽ ̄;)いいっ!

吉高さんといえば・・道長さま!!!(ちがいます・・・)そんなに出番は多くありませんが・・柄本さんの存在感やばし!最後までよかった。

この作品でも官兵衛は足を痛めてしまいます。本当だったのかなぁ??つらすぎ

そしてそしてわれらがオダギリジョー!!よすぎでしょまじで・・わたし結構怪しいっていうか犯人じゃないの??って思っちゃいましたよ(笑)。
なのにラストでえらいかっこよかった!!よかったよかった。。

とにかくたくさんのすごい人たちが登場して、しかもそんなに出番がないっていうか・・でも全員の演技力が高すぎて力の入った舞台劇を見ているみたいでした。

全体的には黒沢ワールド全開!!!って感じには程遠く、もやもやしたなにかが出てくるとか障子がガタガタしちゃうとかはないので、それを期待すると物足りないのですが、新しい形の時代劇として結構おもしろいのではないか???と帰ってきてから思いました。
残念なのは若干尺が長い・・・事件が多いから仕方ないのかも?ですが、もうちょっと短いと見やすいです。それかこれ、NHKかなんかで2週連続スペシャルドラマ!!みたいな感じだったらさらに深く掘り下げた会話劇ができて、めちゃくちゃおもしろかったかも??って思いました。

それから北野武監督の「首」。あらためてもう一度見てみるとおもしろいかもしれない・・・と思いましたよ。この作品も同じ時代の物語でした。みなさん忘れていらっしゃるとは思いますが・・・(笑)

pandayama.hatenadiary.com



米澤穂信氏の原作も読んでみたくなったし、ややさぼり気味だった大河ドラマもちゃんと見たくなりましたよ(笑)。

kadobun.jp



おすすめします。

それから

「それから」

監督:森田芳光

出演:松田優作、藤谷美和子、小林薫 他

1985年製作 130分 日本

 

YouTubeで期間限定無料配信していました。

はじめて観ました。もうとにかくびっくりしたので記録しておきます。

原作はみんな知ってる「夏目漱石」。すみません、読んだと思うんですけど全然覚えていない。。こんな物語だったのだろうか?また読んでみたいと思いました。


全体的な時間の流れと空気感がゆったり・・・どうでもいいことでせわしなくなった令和の今見るとじれったいぐらい・・・なのだがしばらく見ているとだんだん心地よくなってくるから不思議。よくわからないぐらいに丁寧な日本語、こんな会話では日が暮れてしまうのでは??って思うぐらい。

そして藤谷美和子のほわわわ~~んとした薄幸の女性の存在感がやばい。終始ほわわわ~~んとしていて病弱で幸薄そうだけれども、最後の最後にちょっとだけ強くなっていた・・ようにみえたけど??

ちょっとだけ風間杜夫さんが出ております。。

でもって仕事もしないのに結構いい暮らし(親のお金で)している主人公の松田優作・・いい・・・最初松田龍平にめっちゃ似てるけど・・って思った自分自身がおかしかった(笑)。逆だよ(笑)

本当は美千代が好きで好きでたまらないのに、友達の妻になっていて(結婚するときも許してるし・・)毎日じりじりしている・・かなり長い時間w
で・・結局勘当される・・みたいな

それにいたるまでの、いちいちが長い!!
時折挟まれる路面電車(?)の中のシーンが不思議すぎておもしろすぎる。ウェス・アンダーソンみたいなシーンも多くて興味深い。

めちゃくちゃにかわいらしい森尾由美!ちょっとだけほんわかと出ている美保純も若すぎてびっくり!!

全体はとても静か雨もいい、タイミングよく入ってくる音楽がこれまたすばらしくてひきこまれる。

当時としては尺が長すぎだったのでは??今でも長すぎるかもしれない。機会があれば映画館でじっくり観てみたいと作品。


とりあえず、松田優作と松田龍平と夏目漱石が好きな昭和の人には観てほしいし、2時間もの間せわしない世界と隔絶されるので、ある意味デジタルデトックスしたい人にもおすすめではないかと勝手に思いました。

 

おしまい