「黒牢城」

監督:黒沢清
原作:米澤穂信
出演:本木雅弘、菅田将暉、吉高由里子、青木崇高、柄本佑、オダギリジョー他
2026年製作 日本 147分
原作は同名のミステリー時代小説。
さて、久しぶりの黒沢清作品。わくわくがとまりません。しかも時代劇??
ねらってか、そうでないかは不明ですが大河ドラマ「豊臣兄弟」の23話で菅田将暉さん演じる竹中半兵衛が亡くなった回で黒田官兵衛が幽閉され、24話で杖をつきながらの官兵衛再登場シーンあり!ということで、同じ時代の物語を描いています。つまり大河ドラマをチラ見しておけば歴史オンチでもこの映画の背景ある程度理解できちゃいます。なので知らない人は「豊臣兄弟」をちょっこり見ておきましょう。
さて、映画では菅田将暉さんが幽閉された黒田官兵衛を演じております。
なにしろ籠城中なので、ほぼほぼ城の中だけで繰り広げられ、そこに不穏な殺人事件発生・・というミステリー要素も加わり、空気はどんどん重たくなっていきます。
本木さん演じる村重は大河の印象とは真逆の静かで落ち着いた人物です。薄暗い牢の中での官兵衛とのやり取りは迫力ありました。官兵衛がいちいちもやっとした答えしか話してくれないので、かしこくないとわかんないなぁ・・って思ったり(◎_◎;)。

暗いんだけど、光が少し差し込んできてその光がちょっとだけ人物にあたる・・また暗くなる・・の演出が好き(笑)。
武士の物語なのもありますが、吉高さん以外の女性はほとんど出演せず。そして彼女にはとてつもなく不穏な影が!!!( ̄▽ ̄;)いいっ!

吉高さんといえば・・道長さま!!!(ちがいます・・・)そんなに出番は多くありませんが・・柄本さんの存在感やばし!最後までよかった。

この作品でも官兵衛は足を痛めてしまいます。本当だったのかなぁ??つらすぎ

そしてそしてわれらがオダギリジョー!!よすぎでしょまじで・・わたし結構怪しいっていうか犯人じゃないの??って思っちゃいましたよ(笑)。
なのにラストでえらいかっこよかった!!よかったよかった。。

とにかくたくさんのすごい人たちが登場して、しかもそんなに出番がないっていうか・・でも全員の演技力が高すぎて力の入った舞台劇を見ているみたいでした。

全体的には黒沢ワールド全開!!!って感じには程遠く、もやもやしたなにかが出てくるとか障子がガタガタしちゃうとかはないので、それを期待すると物足りないのですが、新しい形の時代劇として結構おもしろいのではないか???と帰ってきてから思いました。
残念なのは若干尺が長い・・・事件が多いから仕方ないのかも?ですが、もうちょっと短いと見やすいです。それかこれ、NHKかなんかで2週連続スペシャルドラマ!!みたいな感じだったらさらに深く掘り下げた会話劇ができて、めちゃくちゃおもしろかったかも??って思いました。
それから北野武監督の「首」。あらためてもう一度見てみるとおもしろいかもしれない・・・と思いましたよ。この作品も同じ時代の物語でした。みなさん忘れていらっしゃるとは思いますが・・・(笑)
米澤穂信氏の原作も読んでみたくなったし、ややさぼり気味だった大河ドラマもちゃんと見たくなりましたよ(笑)。
おすすめします。
































もちろんドバイのライブ会場の映像がメインですが、このホールがまたすんごい!!どんだけぇ~~~って規模と美しさ。行ってみたい!!!!( ̄▽ ̄;)