ぱんだやまの映画大好き

映画の感想などを書いてみたいと思います。

デユーン砂の惑星 PART2

デューン砂の惑星 PART2

監督:ドゥニ・ビルヌーブ

出演:ティモシー・シャラメ、レア・セドゥ他

原題:Dune:Part Two

2024年製作/アメリカ/166分

ネパールへ行っていたので、観るのが遅くなってしまいましたが、満を持してのIMAXスクリーンにて観てまいりました(*'▽')。

やはりでっかいスクリーンはいい!!砂嵐や蟲の轟音がお尻の下から実際に聞こえてくるみたいで迫力があって気分がよかったです。大スペクタクル巨編的な映画はやっぱり箱がでっかいに限る!!お金出してでもでっかいのはいい(笑)。

しかし、自分の感想はちょっと~~でありました。
ティモシー・シャラメ演じるポールは魅力的だし、謎の予言めいた夢とか断片的映像とか雰囲気抜群でわくわくする、彼女になっちゃうチャニも魅力的だし、青い目になっちゃうのも不思議な感じで悪くない。
そしてなんといっても、広大な砂漠の風景が美しい・・ずっと見ていたいような気分になりました・・・。

が・・・実際はお話が雰囲気に流されているような感じと、登場人物で性格はっきりしている人が非常に少ない、よそ者ポールに不安を感じている人物、信用しきってる人物、がほんの少しいるだけ、尺が長いし、もっと魅力的な人物が複数いてもよかったのではないでしょうか??わかっていたとはいえ、二人がくっつく動機もはっきりしなかった・・・なんとなく~~~って感じで。

お母さんが教母になっちゃうのもいいけど、なんか変だった・・

最終的には決闘させられる彼は気の毒??突然のモノクロシーンと「マッドマックス怒りのデスロード」のオマージュですか??的なシーンはかっこよいけど、これだったらマッドマックスの砂嵐の方が100倍かっこよかったと思うんだけど・・。レア・セドゥの白さが美しすぎてくらくらしましたが・・・(笑)。

要は家対家の陣取り合戦なわけですが、どうして悪い役のハルコンネン家の軍隊(?)がスター・ウォーズの悪いオヤジ連中団体と同様の見た目になっちゃうのか??もうちょっと工夫してほしい気がする、もうこの手の色彩に飽きてきた!
それとハルコンネン家の乗り物(?)かっこわるすぎる~~~もうちょっとセンス出して~~

で・・ポール側は相変らずのジブリ感爆発!!蟲を操って乗っちゃうのはいいけど、他の一般人的な人たちを運んでいるシーンには違和感、ヤツはちゃんと人間を乗せるときと降ろすときに静止してくれるのか???これまた尺が長いんだから説明が欲しかったなぁ・・・そしたらもっと面白くなるのに。

ここまで描けるならいっそのこと「ナウシカ」を実写化してほしい気がしますww。

蟲たちを自由に操れるならもっと手っ取り早く戦闘してもよかったかな??

風景描写がすばらしいし、ハンス・ジマーの音楽もすんばらしいので、とにかく続編に期待する!!!(笑)。

 

おしまい