「首」
監督:北野武
2023年製作、131分、R15+
最初に思ったのは”風雲たけし城 本能寺の変篇!!!”って感じ(;´∀`)
たけしさんの映画は世界で評価高いけど、日本じゃあんまりお客さん入らない・・・っていう印象がありましたが、今回はめっちゃ宣伝して、テレビでもしょっちゅうCMやってたからそれなりに当たるかも???
でも、予告編流し過ぎで、登場人物のおもしろいセリフだいたい観ちゃってる感あるのは超ざんねん・・あ・・ここだね・・って思っちゃう。
特に変態信長加瀬亮さんの狂った演技が最高におもしろいのに、ポイントポイントは予告ですでに視聴済み・・・みたいな、宣伝しすぎるっていうのもなんかね・・って思いました。
結構残酷で血みどろだし、いやな気分にもなるけど、わかりにくいこともなく、コントっぽいシーンもあっておもしろかった。たけしさん自身も楽しそうだったし・・・でもちょっと年取りすぎだったかなぁ・・・・・セリフが聞き取りにくい部分あったし、まぁ昔の時代劇も全然聞き取れませんけどね。
加瀬亮さんはすごすぎでした!濃すぎるキャラなのに、最後はえっ??ってぐらいあっさり・・・
西島さんの頭蓋骨の形がきれいすぎてびっくり(笑)。もっと時代劇出てほしいわ。
遠藤憲一さんも熱演だったけど、二人のラブはちょっと・・・ああ・・って感じw
百姓から武士になりあがりたい村人を中村獅童さんが熱演!彼が一番大変だったんじゃないかと思った(;゚Д゚)。
好みがわかれる作品だとはおもうけど、わたしはこのラストシーン好き、タイトルの意味はここだったのか!!!って思った。
本編の中ではほとんどサントラないみたいな雰囲気なんだけど、エンディングの曲がすてきだった、岩代太郎さんでした。久石譲氏じゃないのはちょっとさびしいかも??
少し長いけど、見ておいて損はないと思います。