監督:ケネス・ブラナー
出演:ケネス・ブラナー
ガル・ギャドット
新型コロナの影響で公開が延びてのびてのびまくった「ナイル殺人事件」を観てまいりましたよ。
監督ケネス・ブラナー、主演もケネス・ブラナーという、彼のかっこよさをこれでもかこれでもかとぶつけてくるのは前作同様でございます(;´∀`)。
ずばりケネスファンは絶対に観ないといけません。個人的には今回ジョニデがいないのが猛烈にさびしいですが・・・(;´・ω・)
ちょうどウクライナで大変なことになってしまったのと同時だったので、ちょっと悲しい気持ちになりましたが、オープニングがモノクロの戦争シーンから始まります。このシーンが必要だったのかどうか??それは好みの問題でしょうが、わたしはおもしろいと思いました。ポアロさんの口ひげの秘密がここでちらっとわかります。そしてラストシーンもなかなか・・・しゃれております。
作品自体は有名ですが、このご時世映画の中だけでも豪華に旅に出たいもの・・そんな気分も満喫できそうな作品です。とにかくお金持ちで絢爛豪華!エジプトの風景は若干うそっぽい感じはありましたが、それでも大きなスクリーンで観るナイル川の風景はすてきでした。
船の描写がなかなか凝っていていいです。長いデッキをお金持ちのリネットが不安そうに左から右へ歩いて行くシーン、ワンカットでかっこよいです。船の大きさも理解できるし。
ただ・・相変わらずのポアロ氏は東洋の金田一耕助と同様、ありとあらゆる事柄が終わりの方にならないと事件解決しないのです、結果犠牲者がどんどん増えるという・・
まぁ、それもわかっていて観ているんだから別にいいんですけれども、たまにはこういうザ・映画的な作品も楽しみたいものです。
「オリエント急行」の時みたいにつづく!的なシーンがあるのかなぁ・・と期待しましたが、ありませんでした。「地中海殺人事件」も観たいけどなぁ(笑)。
個人的にはIMAXの料金払ってまで・・・って感じですけど、普通に大きいスクリーンがいいですねぇ
吹替えだとどんな感じなのでしょうか?ちょっとみてみたいです。
おしまい