ぱんだやまの映画大好き

映画の感想などを書いてみたいと思います。

星新一の不思議な不思議な短編ドラマ

星新一の不思議な不思議な短編ドラマ

www.nhk.jp

「薄暗い星で」

・・・真黒なガラスの板の上に
限りない宝石を撒き散らせて、凍らせたようだ
宇宙はこれ以上の表情を作らない
その星々のかすかな光が集まって
この殺風景な小さな惑星の上に
薄黒さをもたらせていた・・・

染谷くんの語りから始まる今回のドラマ。
毎回とてもおもしろいけど、これ最高によかった。

画面全体の色味がうす灰色でいい・・登場してくる二人は捨てられたロボット。
地球での人間からうけた扱いはいい思い出とは思えないけど、それでも楽しかった・・って言ってる。

そもそもロボットに思い出とか必要なの??

ロボットなのに地球が見たい・・って思ってる。
そして寿命が静かに訪れる・・・。

 

星新一は天才だ・・わたしはそう思う、
この作品が納められている本はなんと1961年12月に出版された
「悪魔のいる天国」・・・彼には未来が見えていたの??っていつも思う。
著作は何冊も読んだけどもう何十年も前ですっかり忘れてしまった。
この本も読んだかどうかわからない・・・改めて読んでみようか・・・。