ぱんだやまの映画大好き

映画の感想などを書いてみたいと思います。

ショーシャンクの空に

ショーシャンクの空に

監督:フランク・ダラボン

出演:ティム・ロビンスモーガン・フリーマン

 

リクエストが多い映画として日本テレビの「金曜ロードショー」で放送されました。
スティーブン・キング原作の、名作とされております。

初めて見たのですが、これはなかなかおもしろかった。銀行の副頭取だったアンディは冤罪で刑務所へ入ることになっちゃって、何年も服役しているレッド(モーガン・フリーマン)と出会いいろいろあって・・って話。とにかくめちゃくちゃたいへんな目にあっちゃう、えげつない出来事の連続。ほっとできるのはほんとに最後の最後って感じでした。

あんなにひどい刑務所の中なんだけど、何十年もいたら、外の世界との間に信じられないぐらい高い塀ができてて、出て行っても生きていけなくなる・・慣れって恐ろしいなって思いました。

モーガン・フリーマンが映画全体の語りをしているのが、しぶくてよい。終始落ち着いているし、達観しているおやじを好演。
ここからモーガン・フリーマンの俳優としての色っていうか「キャラクター」できあがっちゃったんじゃないか??って思うぐらいです。

刑務所のダメっぷりとか、アンディが偏差値高いからめちゃくちゃ役に立っちゃうとか、やっぱり勉強はしておくべきです!ってメッセージもあるしw

最終的には彼の冤罪が晴れたのかどうかはわからないんだけど、もうその時彼は自分で別人を作り上げていたわけで・・つまり罪のカテゴリーから外れているから、もうそこは描く必要はなかったのかな??それにラストがしつこくなるしね。

初めて見てびっくりしたのは、この作品と「ミスト」を作った監督が同一人物だったということ!!!
「ミスト」はどっかから突然やってきた霧の中にいた変な怪物に食べられちゃったり、最後はなんだこれ??ってぐらい救いがないエンディングなとんでも物語なのに、こちらは最後は心温まりまくりなラスト・・・(笑)

 

でもまぁ、個人的には「ミスト」が好きなわたくしですよ。

「ショーシャンク」で感動しまくったあなた!!「ミスト」も見てくださいよ。

圧倒的におもしろいから(笑)。

おしまい